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2023.09.12

適切な睡眠時間(Sleep in 國井)

新感覚の完全無水ドライヘッドスパ専門店Sleep inです。

人はいったい何時間眠れば良いか疑問に思ったことはありませんか?
実はその絶対的な基準はありません。睡眠は体質や性、年齢など個人的な要因に影響されるためです。
睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分、睡眠時間にはこだわらなくて良いといわれています。
睡眠をきちんととることができたかどうかは日中しっかり覚醒して過ごせるかが目安となります。

睡眠不足の蓄積が、がん、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、うつ病などの精神疾患、認知症など、さまざまな疾病の発症リスクを高めることが、明らかになってきています。
しかし、単に睡眠時間が長ければ良いというわけでもないようです。

よく加齢によって昔ほど長時間眠れなくなったという悩みを聞きますが、実は加齢に伴い必要とする睡眠時間が少なくなっているというのがわかっています。成人の場合、個人差はあるものの6~7時間前後の睡眠時間が目安です。

また、高齢者では若い頃にくらべて早寝早起きになるようです。これは体内時計の加齢変化によるもので、睡眠だけではなく、血圧・体温・ホルモン分泌など睡眠を支える多くの生体機能リズムが前倒しになります。
さらに、加齢とともに睡眠も浅くなるようです。睡眠脳波を調べてみると、深いノンレム睡眠が減って浅いノンレム睡眠が増えるようになります。そのため尿意やちょっとした物音などでも何度も目が覚めてしまうようになります。よく若いころの睡眠に比べてよく眠れなくなったということを経験するかもしれませんが、実は加齢に伴い体に必要な睡眠が変化してきているのです。

また、個人の睡眠時間は季節によっても変化することが分かっています。秋から冬にかけて日が短くなるときに睡眠時間は長くなり、春から夏にかけて短くなることからも日照時間と深く関わっていることがうかがえます。最も日の短い12月から1月に睡眠は長くなりやすく、6月から7月の初夏に最も短くなることが分かっています。

これらを参考に、自分にあった睡眠時間をみつけて体内リズムを整え、生き生きとした毎日を過ごしましょう。

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